社会保険労務士資格試験について

就職に有利な資格の一つとして社会保険労務士があります。通称、社労士と呼ばれ、年に一回、原則として8月の第4日曜日に行われます。
この試験は、誰でも受けられるものではなく、一定の条件を満たしていなければ受験することができません。それは、短大卒と同等以上の学歴、又は3年以上の実務経験のある人、厚生労働大臣が認める国家試験に合格した人、司法試験第一次試験又は高等試験予備試験に合格した人、行政書士資格を有する人です。
合格者は受験者数の割合で決められるのではなく、正解率で決まります。各科目の最低で40%、試験全体で60%〜70%の正解率が目安となっています。試験形式は、選択式40問、択一式70問の計110問からなり、科目数は、8科目です。
実務経験が通算15年以上ある人ならば、講習終了後、試験科目の免除を受けることができます。「労働基準法及び労働安全衛生法」、「健康保険法」を除く、6科目中、最大4科目の選択免除が受けられます。講習自体は、すべて受講可能ですが、試験での免除は最大4科目となります。講習費用は1科目につき45,000円で安いものではありませんが、合格率9%前後ということを考えれば、受講資格のある人は利用する価値があるでしょう。申込機関は、「全国社会保険労務士会連合会」です。
合格率を見ても、難関な資格試験ということが分かりますので、独学で勉強するには、勉強時間の確保や、強い意志が必要になるでしょう。時間に余裕がない人、最短で資格を取りたい人は、通信講座や予備校のテキストを取り寄せもっともシンプルなタイプのものに取り組むのが良いでしょう。
企業やわたしたちの生活に欠かせない社会保険労務士ですので、しっかりと勉強して、社会に役立つ仕事ができるよう目標を持って取り組みましょう。